著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
古来、数知れぬ人々の心の糧となってきた『自省録』。成立史と影響史を明らかにしながら、易しくて難しい本の森に分け入っていく。至福の読書体験への誘い。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 書物の旅路-テクスト生誕の謎(生きられたストア主義 |
2 | マルクス・アウレリウスの生涯とその時代 |
3 | エピクテトスの思想-ローマ時代のストア哲学 |
4 | ストア派の影響と受容の歴史-賞讃・共感・批判 |
5 | 『自省録』という書物(一)-成立の謎・写本伝承・翻訳の歴史 |
6 | 『自省録』という書物(二)-誰のために?何のために? |
7 | 補論 皇帝のイコン-目に見えるマルクス像) |
8 | 第2部 作品世界を読む-自己対話のテクスト空間(『自省録』のスタイルとその思想 |
9 | 苦悩する魂とその救済-『自省録』の宗教性 |
10 | 哲学の理念-観照と実践、規則の変奏 |
11 | 精神の訓育-想像力の開花・書くことの意味 |
12 | 謎の第一巻をどう読むか-徳目の博物館・回想と自伝) |