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商品説明
本書がめざしたのは、「始源=目的論」の批判と、それに取って代わる思考様式の探求である。そのために、ジャック・デリダ、レオ・シュトラウス、アレクサンドル・コジェーヴという、いずれも20世紀を代表する(政治)哲学者の議論と、彼らの間で行われた批判や論争を取り上げ、検討を加えた。
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収録内容
1 | 序論 問題設定 |
2 | 第1章 言語と政治 |
3 | 第2章 コジェーヴ哲学の可能性についての試論-コジェーヴ、シュトラウス、デリダ |
4 | 第3章 レオ・シュトラウスの政治哲学 |
5 | 第4章 古典的政治哲学のもつ現代的意義-レオ・シュトラウスと法哲学 |
6 | 第5章 「人間の権利」について-J.デリダとM.ヴィレーとの「論争」 |
7 | 第6章 ミシェル・ヴィレーの「人間の権利」批判と法哲学 |
8 | 第7章 「歴史の終わり」は無限定的に続く-コジェーヴ『法の現象学』に潜む矛盾の意味 |
9 | 最後に-まとめと、一つの「法哲学」の提示 |