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鞍馬天狗はどこへ行く 小説に読む幕末・維新

新船海三郎

2090円
ポイント 1% (20p)
発売日 2009/08/28 発売
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仕様

商品番号NEOBK-582948
JAN/ISBN 9784406052603
メディア 本/雑誌
販売新日本出版社
ページ数 254

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

激浪を抗う主人公たちに何を見るのか。作品の多くを幕末・維新に求めた作家は少なくない。鞍馬天狗、勝海舟、篤姫ら歴史を彩る主人公から無名の民まで、日本社会を近代へと転換させたこの時代をどう描いたのか。そこに反映されたものと、反映されなかったものは何か-11の作品を読み返しながら探る。

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    収録内容

    1 街道を吹き抜けた歴史の風-島崎藤村「夜明け前」
    2 歴史のなかの個人、個人のなかの歴史-安岡章太郎「流離譚」
    3 テロは歴史を変えたか-吉村昭「桜田門外ノ変」
    4 稀代の策士か早すぎた志士か-藤沢周平「回天の門」
    5 「徳川」を背負わされた姫たち-宮尾登美子「天璋院篤姫」、有吉佐和子「和宮様御留」
    6 一個独立の反権力者として-大佛次郎「鞍馬天狗」
    7 武力が国を誤らせる-子母澤寛「勝海舟」
    8 女たちのいくさは苛酷にすぎて-津村節子「流星雨」
    9 封建倫理のがれ近代個人へ-本庄陸男「石狩川」
    10 官僚専制国家への批判の目-司馬遼太郎「翔ぶが如く」

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