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商品説明
仏教信仰の思想や行為としての"結縁"をキーワードに作品論・表現論を展開する。
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収録内容
1 | 第1部 『撰集抄』の世界("結縁"の時空-往生伝と中世仏教説話集 |
2 | 中世説話集における"書くこと" |
3 | 『撰集抄』における語り手像 |
4 | 『撰集抄』と語り手西行の位相 |
5 | 王法の無常-『撰集抄』における遁世 |
6 | 衆生済度への道-『撰集抄』における遁世) |
7 | 第2部 『西行物語』の世界(享受と再編-『西行物語』の伝流と形成 |
8 | 西行の"願文"と鳥羽院 |
9 | 『西行物語』の構造的再編と時衆 |
10 | 平康頼と検非違使-『宝物集』序注 |
11 | 「検非違使」の物語-『西行物語』私論 |
12 | 鳥羽殿障子絵と西行和歌-「西行物語絵巻」における画中画) |
13 | 第3部 西行と"結縁"をめぐる表現世界(現世と来世をつなぐもの-『撰集抄』の表現 |
14 | 恋情と結縁-『撰集抄』の表現 |
15 | "なにとなく"聖なるものと出逢う物語 |
16 | "なにとなく"表現史攷-その境界性と深層幻想をめぐって |
17 | 検非違使と罪業をめぐって-『今昔物語集』と中世説話集/往還 |
18 | 西行と結縁一品経) |