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商品説明
超ひも理論から導きだされる新しい宇宙像「ブレーンワールド」。この理論では、私たちの宇宙は高次元時空を運動する「膜」のようなものと考える。私たちは「膜」に張り付いて存在し、私たちの宇宙以外の宇宙があるかもしれず、次元は四次元よりも多くなるというのだ。さらに、ブラックホールの人工生成の可能性やタイムマシーンの可能性までも理論的にはあり得ない話ではなくなった。進展めざましいブレーン宇宙研究の現場から最先端の宇宙像を紹介する知的冒険の書。
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収録内容
1 | 第1章 宇宙はどのように誕生したか-膨張する宇宙と力の統一(膨張する宇宙 |
2 | インフレーション宇宙論 ほか) |
3 | 第2章 余剰次元はなぜ必要か-アインシュタインの夢から究極の理論へ(時空の理論 相対性理論 |
4 | アインシュタイン方程式が予言したブラックホール ほか) |
5 | 第3章 究極の理論が描く最新の時空像-ブレーンワールドの登場(エネルギー砂漠 |
6 | 膜世界の登場 ほか) |
7 | 第4章 宇宙の新世界-ブレーン宇宙論へ(独自の発展を遂げた日本の相対論研究 |
8 | 膨張する膜宇宙 ほか) |
9 | 第5章 身近な余剰次元-究極理論はすぐこそに(マルダセナの予想 |
10 | マルダセナ予想の応用と一般相対性理論の役割 ほか) |