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収録内容
1 | 1章 雨新者の詩想(雨新者-詩的感性を流脈する精神 |
2 | 生死海の風光-種田山頭火と高見順の命終観を通底して |
3 | 宮沢賢治の詩精神"われはこれ塔建つるもの"小考 |
4 | "デクノボー精神"のエネルギーと宮沢賢治 |
5 | 詩人さまざま-ささやかな詩人命題論をつつんで |
6 | 『リグ・ヴェーダ讃歌』に見る詩想と詩人像 |
7 | 詩論はみんなドグマ-詩人にとっての内的な所感 |
8 | 詩人の転化精神-とくに詩人とはの関係において |
9 | 現代詩論 詩人の眼と転化について |
10 | 明眼の人(『正法眼蔵随聞記』と詩人精神について) ほか) |
11 | 2章 内在の声と原風景(鳴海英吉の内在の声と合掌の祈り-『鳴海英吉全詩集』(鳴海英吉全詩集編集委員会編) |
12 | 『鳴海英吉全詩集』を繙いて-特に鳴海英吉の筆名について |
13 | 鳴海英吉と不受不施派研究-宗教史における庶民の信仰と自由心への詩眼をつつんで |
14 | 生死回帰の「自然の眼」について-荒川法勝詩集『花は花でも』を流心するもの |
15 | 荒川法勝著『長宗我部元親』(PHP文庫)-"天下人"を夢みて戦う戦国武将の宿命の生き様 |
16 | 春の時間の彼方へ-詩人荒川法勝の"命終の眼"小考 |
17 | 追悼 荒川法勝私論-魔界を背負い続けた孤高文学者の叫び |
18 | 詩人荒川法勝さんのこと-荒ぶる魂の心音をつつんで |
19 | 詩人荒川法勝の墓-"求道の声より他に、真の詩道の発光などあろうとも思わない" |
20 | 荒川法勝遺稿集『詩人』-原質にある自覚的な存在対話の必要性を表出 ほか) |
21 | 3章 相逢の詩論(書評雑感 |
22 | 術語無ければ-森鴎外の批評心寸感 |
23 | 独念独語-わたしの身近な俳句小感について |
24 | 私の相逢の一冊"中村元訳『スッタニパーダ』"-わが内心を流れるものを求めて |
25 | 詩人小感-高橋新吉の詩心にあるもの |
26 | 幻化の人-フランソア・ヴィヨンの言葉 |
27 | 批評精神寸感-メモランダム風な私の小詩感 |
28 | 吉本隆明の『仏典』小感-つねに己れを念じながら地を視てそしてゆくのです"大智度論" |
29 | ディオゲネスの眼 |
30 | 詩への願い ほか) |
31 | 4章 詩魔の岸辺1(焔の詩人への手紙-遠山信男詩集『樹木の酒』を読んで |
32 | 遠山信男著『詩の暗誦について』-生命的な磁場の"自己文化"として |
33 | 温かで素朴な感情の精神詩-池山吉彬詩集『林棲期』 |
34 | 池山吉彬詩集『精霊たちの夜』-"円熟された知的感性で死者(精霊)に問う声" |
35 | 朝倉宏哉詩集『乳粥』を味わう-時間と空間の彼方へ眼を向ける詩想の聲 |
36 | 生死海の哀歓を背負って-佐野千穂子私論(詩集『ダイビング』『永園』をつつむもの) |
37 | 佐野千穂子詩集『ゆきのよの虹』『消えて候』を読む-美を見し眼の感性と本然の女心をつつんで |
38 | 水崎野里子詩集『アジアの風』を読んで-詩想とリズムの狭間において |
39 | 五喜田正巳『現代・房総の詩人』-現代房総詩人の横顔と詩性を語る俯瞰図 |
40 | 詩集『浄月院』高崎創-人生をつつんだ"詩と絆"の独語の詩魂 ほか) |