金融危機後の世界経済を見通すための経済学 集中講義 / 集中講義
本山美彦
本山美彦
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商品説明
『金融権力』(岩波新書)で国際金融の歴史と構造を明解に描き出した著者が、さらに踏み込んで世界金融システムを崩壊させた戦犯たち-「金融権力」「闇の金融組織」の赤裸々な実態、カリスマ投資家ウォーレン・バフェットが「金融版大量破壊兵器」と呼んだ「CDS」の危険性、国際金融全体に波及する「システミック・リスク」の問題など、金融危機後の世界経済を見通すための基本知識と視座を解説し、今後10年の金融資本主義の動向を見極める。基本用語解説、金融機関・人物などのコラム、全500項目掲載。
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収録内容
1 | 初講 底が見えない現在の金融危機-崩壊してしまった金融システム |
2 | 第1講 これまでの金融危機の軌跡-ブッシュ政権末期まで |
3 | 第2講 世界恐慌への序幕-オバマ政権の登場と日本、ヨーロッパ |
4 | 第3講 すべては「金融自由化」から始まった-退化する金融システムとドルの崩壊 |
5 | 第4講 デリバティブと闇の金融組織-倒産を賭けに使う金融の修羅 |
6 | 第5講 「金融版大量破壊兵器」-詐欺まがいの様々な金融商品 |
7 | 終講 システミック・リスクは防げるか?-デリバティブ規制の行方 |