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ヴァーグナーの「ドイツ」 超政治とナショナル・アイデンティティのゆくえ

吉田寛/著

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発売日 2009/10/28 発売
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仕様

商品番号NEOBK-630346
JAN/ISBN 9784787272737
メディア 本/雑誌
販売青弓社
ページ数 406

商品説明

音楽によって「真のドイツ」を打ち立てようとした作曲家リヒャルト・ヴァーグナー。三月革命や統一戦争で国家の輪郭が激しく揺れ動いた時代、複数の「ドイツ」がせめぎあうなか、超政治としての芸術を実践した彼の「ドイツ」はいったいどこに向かったのか。19世紀ドイツのナショナリズムを新たに問い直す音楽史。

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    収録内容

    1 第1章 出発点としてのコスモポリタニズム-最初期のオペラと著作にみる「ドイツ的なもの」(一八三四‐三九年)
    2 第2章 パリでの挫折を経て-「フランス的なもの」に対する批判意識の芽生え(一八三九‐四二年)
    3 第3章 ドレスデン時代-革命期の思想にみる「ドイツ的なもの」の理念(一八四二‐四九年)
    4 第4章 『未来の芸術作品』と民衆の理念-チューリヒ亡命時代・1(一八四九年)
    5 第5章 『オペラとドラマ』にみる「ドイツ的なもの」-チューリヒ亡命時代・2(一八五〇‐五一年)
    6 第6章 祝祭劇場の構想とドイツへの帰国の途(一八五二‐六四年)
    7 第7章 「最もドイツ的な国家」としてのバイエルン-ミュンヘン時代(一八六四‐六五年)
    8 第8章 ドイツ統一戦争とヴァーグナー-トリープシェン時代(一八六六‐七〇年)
    9 第9章 新生ドイツ帝国の誕生と「ドイツ的なもの」のゆくえ-ヴァーグナーの一八七一年
    10 第10章 「ドイツ」はいずこに?-バイロイト時代(一八七二‐八三年)

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