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商品説明
はるかな青天のその向こうに薄紫の花が一面に咲いているという。ただ青天の向こうがわにのみ。生きることとはいとしいものの骸を抱えること-。ここに至ってこの詩人は自らの"女"性をこの一点に集中した。もの言わぬものらとの共生。
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収録内容
1 | 形象(鳥のいる風景 |
2 | 水のあふれる風景 |
3 | 青いガラスの床の上で |
4 | 狭い階段 |
5 | 階段をあがると |
6 | 深海魚 |
7 | 形象 |
8 | 揺れて、のち、 |
9 | 言語野 |
10 | 蛙な男と亀な女 |
11 | アンブレラ |
12 | 風のスパイ |
13 | 生誕 |
14 | 傘) |
15 | 憧憬(山から来たの |
16 | 大麦の実るころ |
17 | 夏の屋根の上の 草 |
18 | 黒点 |
19 | 青く蒼い湖の瞳で |
20 | 屋根。黒い屋根。 |
21 | 秋 |
22 | しまい込まれた幼年期 |
23 | 球体 |
24 | 憧憬-花 |
25 | 陽はさんさんと降りそそぎ) |