商品説明
裁判員制度導入のひとつに「裁判は世論と同じがよい」との考え方がある。しかし、ある最高裁長官いわく、「世論は雑音だ。裁判官たるもの、そんなものに惑わされて判決してはいけない」と…。「裁判と世論の関係」は非常に重要だが、これまで検討されず永年に渡り大きな謎であった。本書は、二〇年に及ぶ裁判官としての実績と経験を基に、著名な裁判の具体的な実例を挙げ書き下ろされた待望の書。
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収録内容
1 | 第1章 非常識な裁判は悪いか? |
2 | 第2章 裁判のシステムから考える |
3 | 第3章 裁判における世論の役割 |
4 | 第4章 著名な実例に学ぶ |
5 | 第5章 無関心が生む司法の腐敗 |
6 | 第6章 世論の力 |