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商品説明
徳川光圀が「大日本史」の編纂を志すことによって、水戸藩には諸国から多様な分野の俊才が来訪した。そのなかには明国の逸民朱舜水もいた。以降、学派・分野を問わず、水戸は近世日本における学藝の一大中心地となった。本書は、長年水戸の歴史的資料の発掘・検証に携わってきた著者による、水戸藩とその支藩の学藝についての浩瀚かつ詳細な記録である。
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収録内容
1 | 地方文壇の成立 |
2 | 安積澹泊と水戸の庭園 |
3 | 伴香竹の篆刻 |
4 | 名越南渓と朝鮮通信使 |
5 | 復古会の盛衰 |
6 | 妙霞台の眺望 |
7 | 藤田北郭の書 |
8 | 常陸の書物と出版 |
9 | 青山延子と古銭収集 |
10 | 富士登山 |
11 | 筑波登山 |
12 | 水戸藩士の東洋史研究 |
13 | 下館藩主黒田直邦と徂徠の学 |
14 | 守山藩主松平頼寛と諸書の編纂 |
15 | 宍戸藩主松平頼教と書道 |
16 | 彰考館総裁立原翠軒の資料保存 |