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商品説明
ユーロの成長を支えてきた要因は何か、またその発展に対してEUの政策当局はどのような役割を果たしてきたのか。統一通貨がもたらした影響を、とりわけ欧州中央銀行(ECB)の政策と各国の関係性から分析する。ユーロ導入から10年を経た今、ユーロ圏内の地域格差やアメリカ発の金融危機の影など、対内外の両面から、ユーロシステムの制度的問題点はどこにあるのかを解明する。
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収録内容
1 | 第1章 EU拡大と国際通貨ユーロの地位 |
2 | 第2章 国際通貨ユーロの拡大要因 |
3 | 第3章 ユーロ圏の周辺国における為替政策 |
4 | 第4章 EUの地域政策と対外援助政策 |
5 | 第5章 ECBの一元的金融政策の評価 |
6 | 第6章 ユーロシステムの課題-構成国の視点からの金融政策の評価 |
7 | 第7章 ユーロシステムの金融調節改革 |
8 | 第8章 ユーロシステムにおける決済制度の統合 |