本/雑誌

感染症の中国史 公衆衛生と東アジア (中公新書)

飯島渉

902円
ポイント 1% (9p)
発売日 2009/12/18 発売
出荷目安 メーカー在庫あり:1-3日 ※出荷目安について

仕様

商品番号NEOBK-684974
JAN/ISBN 9784121020345
メディア 本/雑誌
販売中央公論新社
ページ数 212

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

一九世紀末、列強に領土を蚕食されるなか、中国では劣悪な栄養・衛生状態、海外との交流拡大によって、感染症が猛威を振るう。雲南の地方病であったペストは、香港や満洲に拡大し、世界中に広がることになる。中国は公衆衛生の確立を迫られ、モデルを帝国日本に求める。本書は、ペスト、コレラ、マラリアなどの感染症被害の実態、その対応に追われる「東亜病夫」と称された中国の苦悩とその克服に挑む姿を描く。

関連記事

    収録内容

    1 第1章 ペストの衝撃(ペストのグローバル化-雲南・香港から世界へ
    2 感染症の政治化-列強の思惑と国際ペスト会議)
    3 第2章 近代中国と帝国日本モデル(公衆衛生の日本モデル-植民地台湾と租借地関東州
    4 中華民国と「公衆衛生」)
    5 第3章 コレラ・マラリア・日本住血吸虫病(コレラ-一九世紀の感染症
    6 台湾のマラリア-開発原病)
    7 終章 中国社会と感染症

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品