言い残しておくこと
鶴見俊輔
鶴見俊輔
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商品説明
善人は弱いんだよ。善人として人に認められたいという考えは、私には全然ない。I AM WRONG.悪人で結構だ!戦前・戦中・戦後の87年間、一貫して「悪人」として日本と対峙してきた哲学者が、自らの思索の道すじを語る。
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収録内容
1 | 第1部 "I AM WRONG"(私にとって、おふくろはスターリンなんです |
2 | 『共同研究 転向』は、私のおやじに対する答えなんだ |
3 | もう一つの物差し-後藤新平 |
4 | 江戸と明治、二つの世を生きた「エリート」たち |
5 | つくる人とつくられる人 |
6 | 張作霖、鬼熊、阿部定) |
7 | 第2部 まちがい主義の効用(「まちがい主義」のべ平連 |
8 | 東大から小田実のような人間が出たのは奇跡だ |
9 | 『世界文化』と『思想の科学』をつなぐ糸 |
10 | 『死霊』をどう読むか |
11 | 花田清輝に叩かれて開眼する |
12 | 桑原武夫、あるいは勲章のこと |
13 | 埴谷雄高の見事な所作と丸山眞男の思想史的つぶやき) |
14 | 第3部 原爆から始める戦後史(執拗低音としての敗戦のラジオ放送 |
15 | 映画『二重被爆』が語る原爆の意味 |
16 | 科学者はみなハイド氏になった |
17 | 丸山眞男の被爆体験 |
18 | 「無教育の日本人」の知性の力 |
19 | "誤れる客観主義"からいかに逃れるか |
20 | 私は人を殺した。人を殺すことはよくない) |