本/雑誌
第三帝国のオーケストラ ベルリン・フィルとナチスの影 / 原タイトル:Das Reichsorchester
ミーシャ・アスター 松永美穂 佐藤英
3080円
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発売日 | 2009/12/17 発売 |
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商品説明
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が世界でもっとも有名なオーケストラの一つであることに、疑問はない。だが、ヒトラーがドイツ首相となった1933年、このオーケストラは経営的に厳しい状況に追い込まれていた。そのとき、指揮者フルトヴェングラーが援助を求めたのは、宣伝大臣ゲッベルスだった。こうしてベルリン・フィルは、「帝国オーケストラ」としてナチス・ドイツのプロパガンダの道具になっていく。ナチ党への協力と対立、ユダヤ人団員問題、「帝国オーケストラ」としての演奏旅行。そして、音楽の理想と戦争の影の葛藤のなかでむかえたドイツ敗戦…。フルトヴェングラーとカラヤンの時代が過ぎ去ったいま、さまざまな原資料からナチス時代のベルリン・フィルを再現した傑作ノンフィクション。
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収録内容
1 | 第1章 帝国オーケストラへの道 |
2 | 第2章 ナチに翻弄される団体 |
3 | 第3章 オーケストラのふところ具合 |
4 | 第4章 楽団員たちの仕事 |
5 | 第5章 コンサート・プログラムの変化 |
6 | 第6章 旅から旅へ ドイツの文化使節として |
7 | エピローグ 帝国オーケストラの遺産 |