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商品説明
中世の人びとはどのようにして書物を利用し、「知」を紡ぎ出したのでしょうか。数多くの書物の中から、規範となる古典が選別されると、引用され分類され注釈され、新たな書物が生まれました。この間、多種多様で無秩序にも見える書物の世界にも、中国の学術に強い影響を受けながら、少しずつ学問の体系が構築されていきました。本書では、各時代における古典研究の展開を辿りながら、中世の学問の一端に触れることにします。
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収録内容
1 | 「古典」意識と学問 |
2 | 1 書物をつくる |
3 | 2 書物をよむ |
4 | 3 書物をあつめる |
5 | 4 書物をひく |
6 | 5 ふたたび書物をつくる-注釈書 |
7 | 写本文化に規定された学問 |