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商品説明
ローゼンツヴァイク(1886‐1929)は主著『救済の星』を残し志半ばにして逝ったが、レヴィナスやレオ・シュトラウスをはじめハイデガー、ブーバー、ベンヤミンなどに多大な影響を与えてきた。しかしわが国では彼についての本格的な研究がなく、本書はその全体像を初めて紹介する画期的な業績である。
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収録内容
1 | フランツ・ローゼンツヴァイク研究の意義と課題 |
2 | 第1部 古い思考から新しい思考へ-『救済の星』への道(若きローゼンツヴァイクと信仰の問題-ヘーゲル、キリスト教、ユダヤ教 |
3 | 新しい思考の出発点-ローゼンツヴァイクの思想における基礎構造) |
4 | 第2部 孤立と関係-『救済の星』第一部、第二部を中心に(永続的なものの探求-神、世界、人間 |
5 | 時間性を開示させる三つの出来事-創造、啓示、救済) |
6 | 第3部 神と二つの永遠なる形象-『救済の星』第三部を中心に(永遠性が到来する共同体-ユダヤ教とキリスト教 |
7 | 時間と永遠の相の下で-ローゼンツヴァイクにおける神と真理の問題) |
8 | 生のなかへ |