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商品説明
水滴が丸くなり、また、コップの水の上に10円硬貨を浮かべられるのは、ご存知、表面張力のなせるわざである。では、表面張力とは?それは分子どうしに働く弱い作用がその正体であり、分子間力といわれる。それが身の回りの現象のみならず、生体防御機構で重要な役目をする抗原・抗体にも関係してくる。分子が分子を見分けるのである。その他さまざまな分子間力を、発見の歴史をふまえて紹介。
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収録内容
1 | 第1章 序論(表面張力 |
2 | 特効薬) |
3 | 第2章 毛管現象と表面張力(ニュートンの時代 |
4 | クレローとボスコヴィッチの時代 |
5 | ヤングによる表面張力の定式化 |
6 | ラプラスによる毛細管現象の定式化) |
7 | 第3章 気体の状態方程式からファン・デル・ワールスの状態方程式へ(ボイル・シャルルの法則 |
8 | ベルヌーイによる定式化 |
9 | ファン・デル・ワールスの状態方程式) |
10 | 第4章 分子間力の種(分子間力、その起源 |
11 | クーロンの法則 |
12 | 分子間力と距離 |
13 | 分子間力を便宜的に分けてみる |
14 | 電荷の配置による分類 |
15 | 分子間の大きさ) |
16 | 第5章 分子認識化学へ(生体にとって重要な分子間力 |
17 | 遺伝の機構 |
18 | 免疫系 |
19 | 脳神経系 |
20 | 感覚系 |
21 | 酵素反応 |
22 | なぜ砂糖は甘いのだろうか) |
23 | 付録 |