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商品説明
昔から、魚介類を増やすには水辺の森林を守ることが大切とされ、こうした森は「魚つき林」と呼ばれた。森の栄養が海の生き物を育てているのだ。現在、漁師たちが山の木を育てる「漁民の森」運動が全国で進められている。その科学的根拠ともなった「陸と海を結ぶ生態系」を解き明かす。
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収録内容
1 | 第1章 魚を育てる森(生命の誕生と森林の生い立ち |
2 | 海辺に生育する生き物 |
3 | 岩、岩盤、サンゴ礁の異変 |
4 | 腐植土形成過程とその役割 |
5 | 森と海をつなぐ河川) |
6 | 第2章 森が貧しいと海も貧しい(光合成生物に欠かせない鉄 |
7 | 森の腐植土と鉄の密接な関係 |
8 | 人間にとって森林とは) |
9 | 第3章 海の砂漠化(白いペンキを塗ったような岩盤 |
10 | 海の砂漠化はどうして起こったのか) |
11 | 第4章 海と人間のかかわり(生物から見た海 |
12 | 赤潮と青潮 |
13 | 北の海にはなぜ魚が多いのか |
14 | 南の海のエチゼンクラゲとマングローブ) |
15 | 第5章 地球環境再生のカギを握る森林と海(急速に進む地球温暖化 |
16 | 森林や海藻で地球を救えるか |
17 | 木を植える漁民、市民、企業 |
18 | 人間と自然が共存するには) |