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商品説明
本書では、儒教主義的福祉国家論や東アジア福祉資本主義論を批判し、東アジア7カ国・地域の社会保障制度の枠組みと企業福祉の実態を検討する。取り上げた国・地域は、中国、台湾、韓国、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア。各国の詳細な比較を通して、東アジアの福祉制度に新しい光をあてる。
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収録内容
1 | 第1章 東アジア福祉システムの視点-国家・企業・社会の関係 |
2 | 第2章 国の制度・企業福祉観・福利厚生と労働費用-東アジア7カ国・地域の比較 |
3 | 第3章 中国-体制移行下の企業福祉と企業行動 |
4 | 第4章 中国-アンケート調査にみる企業福祉の変貌 |
5 | 第5章 台湾-政府が奨励した企業福祉とその変容 |
6 | 第6章 韓国-国家福祉の代替から補完へ |
7 | 第7章 タイ-国家による福祉の制度化とその限界 |
8 | 第8章 マレーシア-年金基金EPFの重視と制度の経路依存性 |
9 | 第9章 シンガポール-国家の統制とミニマムな企業保障 |
10 | 第10章 インドネシア-未成熟な社会保障と4つの格差 |