1年目で最初に回ったのが循環器でした。いきなり担当になったのが、ペースメーカーが必要な患者さんでした。 本当に右も左もわからない状態で不安でした。もともと循環器に進みたい希望もあるので、ネットでいろいろ調べているとこの本を見つけました。 家に届いて、それから2週間くらい昼休みを利用して読みました。わかりやすかったです。 固い文章にすると簡単なことだって難しく見えてしまうことが多い中、この本は誰もが敬遠してしまいがちなペースメーカーや心電図の話に、さわやかな理解・達成感を届けてくれるのです。お気に入りで、循環器研修を終えてもたまに見直しています。ぜひ続編を期待したいです。
本/雑誌
心臓ペースメーカー 個人授業 適応判断から手術・術後の管理まで
杉山裕章 今井靖 永井良三
4180円
ポイント | 1% (41p) |
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発売日 | 2010/03/16 発売 |
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カスタマーレビュー
21年目。開業医。副題のようにペースメーカーの適応決定から手術、評価や設定まで一冊で扱った本である。画像や写真もきれいなものが多いのも関心(少しサイズが小さいが)。実際の症例を使ったケーススタディ集としての面もあり、日々の臨床でも生かしやすい点が特徴だと思う。今の若い医師には、活字がぎっしり詰まった教科書よりもこうした本の方が受けるのだろうと思う。若手の著者による初学者目線での親しみやすい良書であり、循環器が専門でなくとも読み終えることができた。