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山口組三代目田岡一雄と殺しの次郎 (竹書房文庫)

溝口敦

836円
ポイント 1% (8p)
発売日 2010/04/14 発売
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仕様

商品番号NEOBK-736194
JAN/ISBN 9784812441756
メディア 本/雑誌
販売竹書房
ページ数 272

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

三代目山口組がまだ勃興期であった1959年、山本次郎は田岡一雄組長から盃を受けた。喧嘩で7人を刺し、1人を殺した一匹狼のワルに対し、田岡は「原爆を抱え込んだようなもんだな」と笑った。次郎の凶暴さは地元・神戸のヤクザや警察さえ怯えさせた。しかし殺しの次郎は同時に仏の次郎でもあった。後年、次郎は「宝塚地蔵園」を自費で開設、父母に孝養を説いた。また鎧兜(よろいかぶと)で旧農林省に乗り込み、食管法をつぶすべく1人だけのデモを掛けたりしている。この異色のヤクザは田岡を尊敬すること深く、またその一徹さを信じた田岡も終生次郎を心の頼みとした。

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    収録内容

    1 殺しの次郎と地蔵の次郎
    2 水害、空襲、敗戦の神戸
    3 餓狼の群れ
    4 わさび屋のタマを取れ
    5 本多会ダボカツ殺し
    6 屋根の上の捕物帖
    7 力道山と女のトラブル
    8 「山次組」結成
    9 刑務所での開眼
    10 逆風の山口組
    11 お礼をもらう金貸し業
    12 福田赳夫と宝塚地蔵園
    13 組を抜けて一本どっこに
    14 田岡一雄死して後

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