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商品説明
ペロン、フジモリ、ピノチェーからウーゴ・チャベス、フィデル・カストロ、ルーラ、モラレス、セラヤ、オルテガ…。ラテンアメリカの最前線を見続けてきたジャーナリスト、伊高浩昭にしか書くことのできない、生々しいラテンアメリカ取材帖。政治・経済から社会・文化まで、この一冊でラテンアメリカの近現代史と、市井の人々の生活が見えてくる。
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収録内容
1 | 思い出のブエノスアイレス(上)-「下船しただけの人々」の怨念込め孤独を侵すタンゴ |
2 | 思い出のブエノスアイレス(下)-悲観の大海原に乗り出した亜国丸の老船長ペロン |
3 | トラテロルコ修羅の闇夜-血塗られたメキシコ現代史の深い亀裂 |
4 | 『アドーロ』に疼いた青春の傷跡-四〇年ぶり再会のアルマンド・マンサネロが音楽を語る |
5 | 怨念を子孫に伝える叙事歌-マヤ同胞から裏切り者視される平和賞受賞者 |
6 | 往時の革命家オルテガが復権-苦節一六年に体得した変節の「意義」試される時 |
7 | 日本は「平和憲法下の同盟国」-軍縮を叫ぶコスタ・リカの政治家オトン・ソリース |
8 | 対米・国土回復戦に勝った将軍-息子大統領は遺志継ぐも国民投票で棄権多数 |
9 | 祖国を訴えた移住者たち-棄民半世紀 かくも長き「国」の無責任 |
10 | 革命家の黄昏に深い感慨-同時代共有したカストロ体制に後継指導部〔ほか〕 |