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商品説明
仏教導入を巡る蘇我氏との対立で知られる物部氏。古代史を代表する大豪族でありながら、正史から抹殺され、その全貌は多くの謎に包まれている。天皇家の神事と奇妙な接点を持ち、『日本書紀』で「天皇家より先にヤマトを統治していた」と記される彼らは何ものか。出雲、吉備、出自に迫る論考は、やがてヤマト建国の真相へと辿り着く。既存の歴史を根底から覆す三部作、堂々の完結編。
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収録内容
1 | 第1章 ヤマトの神にもっとも近い物部氏(仏教を拒絶した物部氏 |
2 | なぜ天皇ではなく物部氏が神道に固執したのか ほか) |
3 | 第2章 物部氏はどこからやってきたのか(物部氏の謎 |
4 | 二人の初代王の謎 ほか) |
5 | 第3章 物部と吉備の謎(なぜ物部は敵に塩を送り続けたのか |
6 | 石見の物部神社の謎 ほか) |
7 | 第4章 「物部は吉備である」を探る(なぜ『日本書紀』は物部を天神といったのか |
8 | 吉備といえば桃太郎 ほか) |
9 | 第5章 物部の秘密・蘇我の秘密(ヤマト建国時の物部の不審な行動 |
10 | ヤマト建国の仕掛け人は誰か ほか) |