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商品説明
仏教、道元、そして良寛。深遠な世界を丁寧に読み込む。
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収録内容
1 | 第1章 春(梅の花散るかとばかり見るまでに降るはたまらぬ春の淡雪 |
2 | 春の野に若菜摘みつつ雉子の声きけばむかしの思ほゆらくに ほか) |
3 | 第2章 庵(柴やこらん清水や汲まん菜やつまん時雨の雨の降らぬまぎれに |
4 | 軒も庭も降り埋めける雪のうちにいや珍しき人の音づれ ほか) |
5 | 第3章 月と露(ゆきかへり見れどもあかずわが庵の薄がうへにおける白露 |
6 | 秋の野の草ばの露を玉と見てとらんとすればかつ消えにけり ほか) |
7 | 第4章 ふる里(紀の國の高ぬのおくの古寺に杉のしづくを聞きあかしつつ |
8 | 来て見れば我がふる里は荒れにけり庭もまがきも落葉のみして ほか) |
9 | 第5章 俳句(酔臥の宿はここか蓮の花 |
10 | 梅が香の朝日に匂へ夕桜 ほか) |