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商品説明
当人や教師が定めたプログラムに応答しながら、いつか既定の計画を超えた何ものかが生み出されている-学びとはそうした偶有性を孕んだ営みであり、さらにこの予期せざる偶有性が学びの楽しさを増大し、自己創出的な学びのシステムを重層的に喚起・促進する。山梨学院大学附属小の「学びの共同体」志向授業担当教師自身による実践報告を中心とした本書が証す、相互の存在確認を伴う「協同活動」としての授業の予測を超えた活力溢れる成果。
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収録内容
1 | 序章 学びを支える活動へ-存在論の深みから |
2 | 第1章 景気のよいケーキ屋さん-アントレプレナー教育 |
3 | 第2章 かけ算の物語を創る-子どもたちは予想外 |
4 | 第3章 言いにくいことを伝える-コミュニケーション・スキルを学ぶ |
5 | 第4章 「ずれ」の解消を求めて-ガリレオの「振り子の等時性」 |
6 | 第5章 レインボーカクテルを作る-学び方を学ぶ活動 |
7 | 第6章 差異の看過から豊かな思考へ-「きつねの窓」の読みあい |
8 | 第7章 日本列島の立体地図作り-実感をともなう学び |
9 | 第8章 科学実験ショーに没頭する-子どもが夢中になるとき |
10 | 終章 「学びの楽しさ」の舞台作り-出会い/当事/対話/思考/達成 |