本/雑誌
藤田省三セレクション (平凡社ライブラリー)
藤田省三/著 市村弘正/編
1760円
ポイント | 1% (17p) |
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発売日 | 2010/05/14 発売 |
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商品説明
天皇制に関する鮮やかな政治思想史の仕事からエッセイ「維新の精神」の強度への飛躍、『精神史的考察』に結晶する方法的転回、そして『全体主義の時代経験』の苦闘に至る。「戦後精神」の最終走者を自認した思想家は、曲折するその思想的軌跡のなか、どんな時代の危機をどんな深度で考え抜いていたのか。代表的論文を市村弘正「藤田省三を読むために」とともに読む。
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収録内容
1 | 1(天皇制国家の支配原理 序章 |
2 | 理論人の形成-転向論前史 |
3 | 「プロレタリア民主主義」の原型-レーニンの思想構造) |
4 | 2(維新の精神 |
5 | 日本社会における異端の「原型」 |
6 | 或る生の姿、或は範疇の混同-アイン・レーベンスビルト |
7 | 情熱的懐疑家 |
8 | 糟粕論 |
9 | 五人の都市 |
10 | 雄弁と勘定 |
11 | 「飢譜」讃-主義とは何かについての徹底的考察) |
12 | 3(或る喪失の経験-隠れん坊の精神史 |
13 | 松陰の精神史的意味に関する一考察-或る「吉田松陰文集」の書目撰定理由 |
14 | 或る歴史的変質の時代) |
15 | 4(精神の非常時 |
16 | 今日の経験-阻む力の中にあって |
17 | 「安楽」への全体主義-充実を取り戻すべく |
18 | 『全体主義の時代経験』序) |