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商品説明
「万物流転」を説いたヘラクレイトスの動的な世界観と生命観を解明し、それがヒッポクラテス以来のギリシア医学と哲学思想の諸相に継承発展されていった道筋を明らかにすることによって、ギリシア哲学史の新局面を提示する。
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収録内容
1 | 第1部 ヘラクレイトス哲学における生命と身体(コスモロジーにおける「対立の一致」:流転説とロゴスの調和 |
2 | プシューケー概念の生理学的解釈をめぐって:断片36 |
3 | プシューケーの心理過程:断片85) |
4 | 第2部 ヘラクレイトス哲学のギリシア医学理論への展開(初期ギリシア医学理論とヘラクレイトス哲学 |
5 | 「ヒッポクラテス集成」におけるヘラクレイトス受容 |
6 | 「対立の一致」とエロース:プラトン『餐宴』におけるエリュクシマコス演説との関連から ほか) |
7 | 第3部 ギリシア医学における「病い」の知(古代ギリシアにおけるメランコリアの病い:ヒッポクラテス派からペリパトス派への医学史的展開 |
8 | 安楽死問題とヒッポクラテスの『誓い』) |