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大正期の家族問題 自由と抑圧に生きた人びと

湯沢雍彦/著

3850円
ポイント 1% (38p)
発売日 2010/05/28 発売
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仕様

商品番号NEOBK-766590
JAN/ISBN 9784623056682
メディア 本/雑誌
販売ミネルヴァ書房
ページ数 7

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

高い離婚率と私生子たちの嘆き。許婚や婿養子の多さと内縁者の苦しみ。貧しさに追われながらも、自由恋愛主義と「家」制度のはざまに揺れた、大正時代のさまざまな家族の暮らしを浮き彫りにする。最近では、「昔の家族は良かった」という論調が盛んだが、それはかなり幻想に近い。本書では、多方面の資料から実態を検討し、これまでにない大正期の家族像の矛盾に迫る。

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    収録内容

    1 第1部 自由と抑圧の到来-大正前期を中心に(きびしい時代背景と変わり目
    2 自由恋愛事件の頻発
    3 新聞家庭相談の流行
    4 下層家族の生活
    5 農家と新中間層にみる女性の暮らし)
    6 第2部 新たな家族の姿と格差-大正後期を中心に(柳原白蓮事件をめぐる波紋
    7 家族紛争と法との食い違い
    8 国勢調査が示す家族像
    9 新しい家族観のめばえ
    10 大衆文化と家族の格差)
    11 自由と抑圧のなかで

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