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商品説明
本書では、歴史学・日本文学・中国哲学研究が共同で、主に平安時代の婚姻と信仰にかかわる諸問題を扱う。婚姻儀礼・後宮・男女関係・家族関係等や、古代祭祀・陰陽道・仏教・儒教等に関連する、それぞれ多岐にわたる論考を収録して、王朝人の生活の営みを明らかにする。
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収録内容
1 | 1 婚姻(副臥考-平安王朝社会の婚姻儀礼 |
2 | 和歌からみた村上朝の後宮 |
3 | 和泉式部と帥宮の物語-『和泉式部日記』における「山の端の月」を中心に |
4 | 男の持ち物・忘れ物-王朝文学の「通い婚」における愛情の確認 |
5 | 平安時代の養子に関する近業をめぐって) |
6 | 2 信仰(神を"汝"と呼ぶこと-神霊交渉論のための覚書 |
7 | 僧円能作成の厭符と彰子・敦成親王・道長への呪詛-日本古代呪符の系譜 |
8 | 上東門院彰子の剃髪-「ひたぶるにぞ削ぎすてさせ給へる」 |
9 | 『狭衣物語』の土忌-飛鳥井の君失踪譚の背景として |
10 | ある中国研究者の早すぎた死-藤原頼長の経書研究を中心として ほか) |