本/雑誌
これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学 / 原タイトル:JUSTICE:What’s the Right Thing to Do?
マイケル・サンデル/著 鬼澤忍/訳
2530円
ポイント | 1% (25p) |
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発売日 | 2010/05/24 発売 |
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商品説明
1人を殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか? 金持ちに高い税金を課し、貧しい人びとに再分配するのは公正なことだろうか? 前の世代が犯した過ちについて、私たちに償いの義務はあるのだろうか――。
つまるところこれらは、「正義」をめぐる哲学の問題なのだ。社会に生きるうえで私たちが直面する、正解のない、にもかかわらず決断をせまられる問題である。哲学は、机上の空論では断じてない。金融危機、経済格差、テロ、戦後補償といった、現代世界を覆う無数の困難の奥には、つねにこうした哲学・倫理の問題が潜んでいる。この問題に向き合うことなしには、よい社会をつくり、そこで生きることはできない。アリストテレス、ロック、カント、ベンサム、ミル、ロールズ、そしてノージックといった古今の哲学者たちは、これらにどう取り組んだのだろう。彼らの考えを吟味することで、見えてくるものがきっとあるはずだ。
ハーバード大学史上空前の履修者数を記録しつづける、超人気講義「Justice (正義)」をもとにした全米ベストセラー「Justice: What's the Right Thing to Do?」、待望の邦訳。
つまるところこれらは、「正義」をめぐる哲学の問題なのだ。社会に生きるうえで私たちが直面する、正解のない、にもかかわらず決断をせまられる問題である。哲学は、机上の空論では断じてない。金融危機、経済格差、テロ、戦後補償といった、現代世界を覆う無数の困難の奥には、つねにこうした哲学・倫理の問題が潜んでいる。この問題に向き合うことなしには、よい社会をつくり、そこで生きることはできない。アリストテレス、ロック、カント、ベンサム、ミル、ロールズ、そしてノージックといった古今の哲学者たちは、これらにどう取り組んだのだろう。彼らの考えを吟味することで、見えてくるものがきっとあるはずだ。
ハーバード大学史上空前の履修者数を記録しつづける、超人気講義「Justice (正義)」をもとにした全米ベストセラー「Justice: What's the Right Thing to Do?」、待望の邦訳。
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収録内容
1 | 第1章 正しいことをする |
2 | 第2章 最大幸福原理-功利主義 |
3 | 第3章 私は私のものか?-リバタリアニズム(自由至上主義) |
4 | 第4章 雇われ助っ人-市場と倫理 |
5 | 第5章 重要なのは動機-イマヌエル・カント |
6 | 第6章 平等をめぐる議論-ジョン・ロールズ |
7 | 第7章 アフォーマティブ・アクションをめぐる論争 |
8 | 第8章 誰が何に値するか?-アリストテレス |
9 | 第9章 たがいに負うものは何か?-忠誠のジレンマ |
10 | 第10章 正義と共通善 |