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商品説明
経済理論を「人間福祉をめざす不均衡動学の一種」と捉え、「普通の人の平等」を求めた新自由主義の人間経済学を、同時代の社会改革思想と対比し、その特徴を浮き彫りにする。
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収録内容
| 1 | 第1部 「人間福祉の経済学」の形成(不均衡経済構造認識の起源-『産業の生理学』の新自由主義 |
| 2 | 貧困観の旋回-機械と貧困 |
| 3 | 「機械生産」と社会的余剰 |
| 4 | ラスキン論 |
| 5 | 「社会経済学」としての人間福祉の経済学-『社会問題』(1901)における有機的社会と進化 |
| 6 | 国際貿易政策と帝国主義-新自由主義の自由貿易論 |
| 7 | 政策論としての「帝国主義論」-P.ケイン、P.クラーク論争に寄せて |
| 8 | ジャーナリズムと「異端の経済学者」) |
| 9 | 第2部 新自由主義の思想形成と政策展開(急進主義の伝統と国家-ジョレミー・ベンサム、J.S.ミル、ウォルター・バジョット |
| 10 | 世紀末の自由主義経済学における国家-ヘンリー・シジウィック、アルフレッド・マーシャル・COS |
| 11 | 社会進化論の展開-ダーウィン、スペンサー、T.H.ハクスリー、W.H.マロック、J.A.ホブスン |
| 12 | フェビアン協会と集産主義-ウィリアム・クラークとシドニー・ウエッブ |
| 13 | 世紀末における新自由主義の形成 |
| 14 | ホブハウスの新自由主義-道徳的機会国家の展開 |
| 15 | 1920年代における「人間福祉の経済学」と経済学批判 |
| 16 | 「人間福祉の経済学」の展開 |
| 17 | ケインズは新自由主義者か-二つの新自由主義 |
| 18 | 2000年におけるホブスン研究の地平-経済思想史研究の視点からみた「ジェントルマン資本主義」論争) |
