著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
本の良し悪しは、読まなくても分かる。なぜなら「いい本」には、オビから奥付まで随所に工夫が凝らされているから-。「1頁が存在しないのはなぜか」「目次と索引こそ技量が問われる」「余白の意味」「明朝体の美しさ」「本文紙は白ではない」など、数々の名著を手がけた編集歴四十余年のベテランが、本づくりについて縦横に語る。"電子書籍元年"と言われる今こそ伝えたい、昔ながらの「紙の本」の知られざる魅力。
関連記事
収録内容
1 | 1 本とはモノである(作りの良し悪しを見分けよう |
2 | 一次元の原稿を三次元に) |
3 | 2 編集の魂は細部に宿る(すべては判型から出発する |
4 | 頁はどこから始まるの? |
5 | 目次と索引は技量が問われる |
6 | 校正、畏るべし) |
7 | 3 活字は今も生きている(グーテンベルクに感謝 |
8 | 明朝体は美しい |
9 | 欧文書体はファミリーに分かれる |
10 | 約物と罫線を使いこなせ) |
11 | 4 見える装幀・見えない装幀(紙には寸法も色も重さもある |
12 | 函入りかジャケットか |
13 | 表紙は最後まで残るもの) |
14 | 5 思い出の本から(昭和は文学全集の時代であった |
15 | 十二冊プラス幻の一冊) |