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商品説明
「植民地」は、いかに消費されてきたか?幸徳秋水、島崎藤村、中野重治や、「植民地」作家・張赫宙、「在日」作家・金達寿らは、「非戦」「抵抗」「連帯」の文脈の中で、いかにして神話化されてきたのか。「戦後」が編成する「弱い日本」幻想において不可視化されてきた多様な「記憶」のノイズの可能性を問う。
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収録内容
1 | 第1部 戦後というバイアス(幸徳秋水と平和的膨張主義 |
2 | 『破戒』における「テキサス」) |
3 | 第2部 記憶をめぐる抗争(戦略としての「朝鮮」表象 |
4 | 植民地を消費する |
5 | 総力戦と『破戒』の改訂) |
6 | 第3部 戦後神話のノイズ(文学と八月一五日 |
7 | 「植民地・日本」という神話 |
8 | 共闘の場における「女」たち) |