本/雑誌
神父と頭蓋骨 北京原人を発見した「異端者」と進化論の発展 / 原タイトル:The jesuit & the skull
アミール・D.アクゼル/著 林大/訳
2420円
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発売日 | 2010/06/25 発売 |
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商品説明
一流の古生物学者、地質学者にして、敬虔なイエズス会士であったピエール・テイヤール・ド・シャルダン神父(1881‐1955)は、科学と信仰を融合させた独自の理論で知られる。そこには若き日に経験した第一次大戦の、毒ガス漂う苛烈な戦場の記憶も陰翳を添えた。しかし、その先鋭性ゆえに教会からは異端視され、テイヤールはパリから異郷中国へと「流刑」に処される。図らずもその中国で、彼は周口店における北京原人の発見に立ち会い、「ミッシング・リンク」の研究に重要な貢献を果たすことになった。戦時の混乱のさなかに消え去り、日本軍の関与も囁かれるこの原人骨は、今日なお捜索が続く。
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収録内容
1 | 晩餐会 |
2 | 進化のプレリュード |
3 | ダーウィンの飛躍的前進 |
4 | 石器と洞窟芸術 |
5 | ジャワ原人 |
6 | テイヤール |
7 | 内モンゴルでの発見 |
8 | アウストラロピテクスとスコープス裁判 |
9 | 流刑 |
10 | 北京原人の発見 |
11 | テイヤール、ルシール、スワンと出会う |
12 | 黄の遠征とモンゴルの王女 |
13 | ルシール、スワン、北京原人を復元する |
14 | 北京原人、姿を消す |
15 | ローマ |
16 | 余波 |
17 | 化石の発見はつづく |
18 | 北京原人はどうなったのか? |