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商品説明
文学表現は、はたして"環境"と共生しうるのか…?田口ランディ、石牟礼道子、森崎和江、T・T・ウィリアムスらの再読を通して検証される、"人‐自然"の新たな結びつき。瑞々しい感性が放つ、鮮烈な環境文学論の誕生。
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収録内容
1 | 序論 |
2 | 第1章 水の音の記憶-田口ランディ『ひかりのあめふるしま屋久島』を読む |
3 | 第2章 水俣、物語、希望-石牟礼道子『苦海浄土』を読む |
4 | 第3章 風景のおとづれ-石牟礼道子『あやとりの記』と『天湖』を中心に |
5 | 第4章 荒野のエコーシステム-テリー・テンペスト・ウィリアムス『鳥と砂漠と湖と』を読む |
6 | 第5章 大自然というトポス-グレーテル・アーリック『やすらかな大地』を読む |
7 | 第6章 アーバンネイチャー-カレン・テイ・ヤマシタ『オレンジ回帰線』を読むために |
8 | 第7章 新しいいのち、新しい言葉-森崎和江の作品におけるエコロジカルアイデンティティ |