著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
正倉院に伝来した数多くの宝物と、それを生み出し、また保存してきた人びとの営み、そのあとに残された大量の文字による記録は、総体としてまさに奈良時代に始まる歴史そのものの生きた姿だ。著者が学んできた日本古代史という分野を、あらためて自身の立脚点と位置づけたうえで、「正倉院宝物の世界」の奥行きと広がりについて知ることの有用性を説く。
関連記事
収録内容
1 | 正倉院宝物-奥行きと広がり |
2 | 1 「もの」と技法の世界(概観のための視座 |
3 | 「もの」の集合-在庫品カタログ |
4 | 出土品と伝世品 |
5 | 技法別の整理 |
6 | 「もの」と文字) |
7 | 2 どんな役に立つのか(「文字の宝庫」としての正倉院 |
8 | 正倉院の文字資料 |
9 | 大宝律令と官僚制-官位令と職員令 |
10 | 国家祭祀と国家仏教の展開-神祇令・僧尼令 ほか) |