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商品説明
著者は25年前、半導体エレクトロニクスの研究者としてアメリカで「絶頂期」にあるとき、「エレクトロザウルス」という言葉を造りました。 それは現代の最先端科学・技術の粋を集めたエレクトロニクスが生んだ「巨大な怪物」という意味であり、将来は人間が作り上げた「エレクトロザウルス」に人間自身が支配されてしまうのでは、という危惧を抱いていたのです。 そして著者は今やその危惧が現実となったと痛感しています。 ITによる便利さが及ぼす取り返しのつかない副作用を指摘しつつ、21世紀の新たな幸福のスタンダードを提唱します。
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収録内容
1 | 第1章 知らず知らずのうちに支配する側から支配される側へ ITが人間を機械化する(人類史カレンダー |
2 | 道具は人間の頭脳の延長 ほか) |
3 | 第2章 センサーで自らのセンスを失なう現代人 ITは人間を鈍化させる(アナログからデジタルへ |
4 | 二進法なくして現代生活は成り立たない ほか) |
5 | 第3章 人は経済効率、合理性だけでは生きられない ITによって失なわれた"自然の時間"("自然の時間"と"文明の時間" |
6 | ハイテク時計が心配りを奪う ほか) |
7 | 第4章 命や健康が商品化される危険 ITの発達は命を尊重しているのか(文明から生まれる病気 |
8 | 不自然な生き方が薬を必要とする ほか) |
9 | 第5章 ほんとうの幸せ、豊かさのための13のヒント-"豊かさ"とは何か?『広辞苑』が解説する「豊かさ」には大疑問("無用の用"を旅で味わう |
10 | 絵はがきで時と空間を感じる喜び ほか) |