商品説明
ジャコメッリ、古屋誠一、オノデラユキ、野口里佳、太田順一、石内都…。見る者の心を動かし、奪い、突き放し、温める写真を撮り続けている作家の作品が語るテーマ性を丁寧に読み解き、作品に浮かび上がる「生と死」「記憶」を照らす。
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収録内容
1 | 写真の孤独-ジャコメッリと須賀敦子の出会いから |
2 | セルフポートレート-自己への眼差し |
3 | 古屋誠一『M'emoires1983』と『冬の旅』 |
4 | 写真、"場"へのオマージュ-写真集『夕張』と『風知草』を巡って |
5 | 八戸からのプロヴォーク-ICANOF「メガネウラMEGANEURA」展報告 |
6 | 宮本常一にとっての民俗学と写真-『宮本常一写真・日記集成』を見ながら |
7 | オノデラユキの写真的実験-オノデラユキ写真展/国立国際美術館 |
8 | 「この星」に見たもの-野口里佳写真集『この星』/写真展「飛ぶ夢を見た」 |
9 | 王権の及ばぬところの花、ささやき-太田順一写真集『化外の花』までの道 |
10 | 揺れる「carnation」-関美比古のこと |
11 | 我が心の遺影-西井一夫氏への追悼文 |
12 | 溶断と溶接の境界-写真家石内都について |