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芥川賞はなぜ村上春樹に与えられなかったか 擬態するニッポンの小説 (幻冬舎新書)

市川真人/著

968円
ポイント 1% (9p)
発売日 2010/07/23 発売
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仕様

商品番号NEOBK-809700
JAN/ISBN 9784344981744
メディア 本/雑誌
販売幻冬舎
ページ数 310

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

『1Q84』にもその名が登場する日本でもっとも有名な新人文学賞・芥川賞が、今や世界的作家となった村上春樹に授賞しなかったのはなぜなのか。一九七九年『風の歌を聴け』、八〇年『一九七三年のピンボール』で候補になったものの、その評価は「外国翻訳小説の読み過ぎ」など散々な有様。群像新人文学賞を春樹に与えた吉行淳之介も、芥川賞では「もう一作読まないと、心細い」と弱腰の姿勢を見せている。いったい選考会で何があったのか。そもそも芥川賞とは何なのか。気鋭の文芸評論家が描き出す日本の文学の内実と未来。

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    収録内容

    1 「でかいこと」としての芥川賞
    2 『風の歌を聴け』がアメリカ的であるのはなぜ?
    3 「戦争花嫁」としての戦後ニッポン
    4 芥川賞と「父の喪失」とニッポンの小説
    5 そもそも芥川賞が「でかく」なった理由
    6 夕暮れのマジック
    7 メロスはなんで「走る」のか
    8 「明治」から考える
    9 社会の一部としての「小説」
    10 『坊っちゃん』のヒロインって?
    11 もういちど、芥川賞と「父の喪失」
    12 ニッポンの小説-おわりに

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