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ε-δ論法とその形成

中根美知代/著

2970円
ポイント 1% (29p)
発売日 2010/07/24 発売
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仕様

商品番号NEOBK-809869
JAN/ISBN 9784320019331
メディア 本/雑誌
販売共立出版
ページ数 164

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

数学史上「19世紀は厳密化の時代」であったといわれるが、それは実際には何だったのか?今日学ぶ微積分学が形成される過程で、コーシーは何を成し遂げたのか。彼の考察はどこが不備で、以降の数学者はそれをどう補っていったのか。ワイエルシュトラスは、その積み上げの上でどんな措置をとったのか。ε‐δ論法を伴う数学的概念の形成過程という数学の進歩の一例を通し、数学とはどういうものかを伝える。

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    収録内容

    1 第1章 ε‐δ論法とその前史(なぜε‐δ論法は嫌われるのか
    2 ε‐δ論法「前史」:極限と無限小をめぐって
    3 ε‐δ論法をめぐる伝説)
    4 第2章 「伝説」の検討:コーシーと厳密な解析学、ε‐δ論法(『解析学教程』
    5 『無限小解析概要』
    6 コーシーが残した課題)
    7 第3章 一様性の概念とε‐δ論法(フーリエ級数と新しい関数概念
    8 一様収束性の認識のはじまり
    9 定積分の再構築とε‐δ論法)
    10 第4章 ワイエルシュトラスによる微分学の転換(ワイエルシュトラスの新しい体系:1861年の『微分学』講義
    11 1861年に何が起きたか:「リーマンの関数」との出会い
    12 いたるところ微分不能な連続関数)
    13 第5章 今日の枠組みへ(多変数関数に対する連続の定義と一様連続
    14 ワイエルシュトラスの結果の再整理:今日の微積分学へ
    15 新ε‐δ伝説)

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