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商品説明
急速に進展する少子高齢化。にもかかわらず、日本型福祉の名のもとに、高齢者も障碍者も「家族で面倒を見るのが当然」とされてきたわが国では、様々な悲劇が繰りかえされてきた。そのあり方を抜本的に改め、介護の社会化への道を切り開くべく2000年に導入された介護保険制度はどのようにして誕生し、導入の過程においてはどのようなドラマが繰り広げられたのか。30年を超える綿密かつ広範な取材に基づき、図版と写真を豊富に駆使しながら、介護・介助の問題の諸相、日本の福祉が直面する現実を浮き彫りにし、日本人の生のあり方を問う。福祉と医療、現場と政策をつなぐ幅広いネットワークを構築し、実践的な問題提起を続けてきた著者ならではの労作。これからの日本をどのように構築するのかを考える上で必読の書。
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収録内容
1 | 犬猿の仲を結んだキラリと光る縁結び |
2 | 二つの「まさか」が… |
3 | 村山首相誕生秘話 |
4 | 第六サティアンにて |
5 | 自治労が輝いていた時代 |
6 | 一万人市民委員会登場 |
7 | 二つのコムスン |
8 | 出会い、そして、真夜中のヘルパー |
9 | 危うし「介護保険」 |
10 | 毎日徹夜、未明の会議〔ほか〕 |