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商品説明
広島で起きた殺人事件。被告人は判決で無罪となった。だが14年後、末期がんに冒された元被告は告白した。犯人は自分であると…。その直後、事件を担当した裁判長・末永が殺された。嫌疑をかけられたのは被害者の息子・吉岡拓実。拓実は本当に事件を起こしてしまったのか。裁判に関わった二人の判事・正木響子と穂積直行、そして拓実の恋人・高遠乃愛は、二つの事件に隠された驚愕の真相に翻弄されてゆく-。司法格差の闇を鋭く抉った衝撃の問題作、戦慄のラスト。
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