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商品説明
死刑→無期→死刑。各級裁判所の異なる判決に翻弄されながら、「生」への希望を失わなかった永山則夫。彼には夢があった。貧しい子どもたちも、学びながら仲間意識を育てることができるような塾をつくること。彼の遺骨は元妻の手によって網走の海に還された。彼の魂は、遺言に乗せられてペルーの港にたどり着いた。彼は死してやっと海を越えられた。
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収録内容
1 | プロローグ 海を越えて |
2 | 第1章 受任-出会い |
3 | 第2章 連続射殺魔事件 |
4 | 第3章 成長・変貌する少年 |
5 | 第4章 殺人か強盗殺人か |
6 | 第5章 死刑か無期か |
7 | 第6章 死刑と無期の判断を分けたもの |
8 | 第7章 死刑への儀式と化した法廷 |
9 | 第8章 閉ざされた社会 |
10 | 第9章 不意の死刑執行 |
11 | 第10章 遺言のゆくえ |
12 | エピローグ 弁護の報酬 |
13 | 付論 永山基準とはなにか-無期になりうるものを死刑にできるか |