ハードボイルド小説の祖が遺したハードボイルド小説の傑作中の傑作。ということで、男子たるもの誰しも一度は読まなくてはならぬ一冊。主人公は「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」の台詞で有名な探偵フィリップ・マーロウ。古くからのファンの間では村上春樹訳ではなくかつての清水俊二訳を懐かしむ声も多いが、言い回しの古臭さなどを考慮すればこの新訳で全く問題ない。しかもこの村上訳版にはもちろん訳者による「あとがき」がついており、またそれも名文。この小説の映画版にはあの松田優作も惚れ込んだ。人生の苦みを味わうならこれ。
本/雑誌
ロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 7-11 / 原タイトル:THE LONG GOODBYE)
レイモンド・チャンドラー/著 村上春樹/訳
1540円
| ポイント | 1% (15p) |
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| 発売日 | 2010/09/10 発売 |
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商品説明
『ロング・グッドバイ』は別格の存在である。そこには疑いの余地なく、見事に傑出したものがある。――村上春樹 (「訳者あとがき」より) 私立探偵のフィリップ・マーロウは、億万長者の娘シルヴィアの夫テリー・レノックスと知り合う。あり余る富に囲まれていながら、男はどこか暗い蔭を宿していた。何度か会って杯を重ねるうち、互いに友情を覚えはじめた二人。しかし、やがてレノックスは妻殺しの容疑をかけられ自殺を遂げてしまう。が、その裏には悲しくも奥深い真相が隠されていた……村上春樹の新訳で話題を呼んだ新時代の『長いお別れ』が文庫版で登場。


