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本/雑誌

紅い花 (小学館文庫)

つげ義春

639円
ポイント 1% (6p)
発売日 1995/01/28 発売
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仕様

商品番号NEOBK-82699
JAN/ISBN 9784091920225
メディア 本/雑誌
販売小学館
ページ数 318

商品説明

20年以上に渡るつげ義春の創作活動をまとめた短篇集。初期の心暖まる作品「古本と少女」から、80年代の「近所の景色」に至るまでの、万華鏡にも似た彼の世界がここにある。

<あらすじ>
少女がたった1人で番を務める峠の茶屋がある。ある日、釣にやってきた男がそこに立ち寄った。彼がしばらく休んでいると、そこに少女の同級生のマサジがやってくる。マサジに案内されて、男はヤマメの穴場へと向かうが、その道中で彼は見知らぬ紅い花が群生しているのを見る。そうこうしているうちに彼らは穴場に到着し、男と別れたマサジは山道を戻ってゆく。そのときふとマサジは、茶屋の少女が川の浅瀬に入ってしゃがみ込む姿を目撃する。マサジの目の前で、少女の臀部から出る鮮血の流れが、落ちてくるたくさんの紅い花を飲み込んで流れてゆく…(第1話)。▼日光浴をする男の脇に、美女が寝転がる。彼はその女性に好意を抱くが、声をかけることもできず、連れらしき男に嫉妬するばかり。ところが、日が暮れた海に男が再びやって来ると、そこにはたった1人で彼女が膝を抱えていた。昼間の男について彼が尋ねると、その男は彼女の連れではなく、宿で知り合っただけだという。これをしおに、彼らは大した意味もないことを淡々と話し続け、再会を約束して別れる。その翌日、雨が降りしきる中を待ち続ける彼のもとに、息せききって彼女が走ってきた。彼女は彼に、翌日東京へ戻ることを打ち明け、泳ぎ納めと言って海に入ってゆき、彼もそれに付き合って泳ぎ始める。彼女に泳ぎを褒められ、彼はいつまでもいつまでも泳ぎ続ける(第4話)。その他DATA/解説・糸井重里

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    収録内容

    1 第1話/紅い花
    2 第2話/李さん一家
    3 第3話/通夜
    4 第4話/海辺の叙景
    5 第5話/西部田村殺人事件
    6 第6話/二岐渓谷
    7 第7話/ほんやら洞のべんさん
    8 第8話/女忍
    9 第9話/古本と少女
    10 第10話/もっきり屋の少女
    11 第11話/やなぎや主人
    12 第12話/庶民御宿
    13 第13話/近所の景色

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