本/雑誌
ポスト満洲映画論 日中映画往還
四方田犬彦/編 晏【ニ】/編
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発売日 | 2010/08/27 発売 |
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商品説明
日本の中国侵略、満洲国成立という不幸な時期をはさみながらも、戦後の新中国成立まで、日中の映画人たちは相互に影響を与えあってきた。両国間の映画往来はどのようになされ、どのように表象されてきたのか?満映で映画の編集に携わり、その後も新中国にとどまり『白毛女』の編集を手がけた岸富美子氏への貴重なインタヴューも収録する。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 岩崎昶の神話-『私の鴬』への道(プロキノと岩崎昶 |
2 | 中国映画との邂逅 |
3 | 満映入社 |
4 | 『私の鴬』 |
5 | 戦後の岩崎) |
6 | 第2章 満映・新中国・『白毛女』-岸富美子インタヴュー(前説 |
7 | 岸富美子インタヴュー) |
8 | 第3章 満洲をめぐるメロドラマ(満洲という問題 |
9 | 国策プロパガンダ『新しき土』と『大日向村』 |
10 | 引揚げのメロドラマ『流れる星は生きている』 |
11 | メロドラマ論理的廃棄としての大島渚『儀式』 |
12 | 結びに) |
13 | 第4章 冷戦の狭間で-一九五〇年代の日中映画交流・人民連帯と涙(はじめに |
14 | 「竹のカーテン」を突き破って |
15 | 新中国映画の需要-『白毛女』を中心に |
16 | 日本映画は新中国へ |
17 | 『白毛女』、『二十四の瞳』そして『黄色い大地』 |
18 | 結びに) |
19 | 第5章 日本映画のなかで中国はどのように描かれてきたか(敵の不在-戦中から戦後へ 一九五〇年代 |
20 | 敵か味方か-軍隊喜劇から戦争アクションへ 一九六〇年代 |
21 | 大島渚の『アジアの曙』と竹内好の明治維新百年祭 |
22 | ドキュメンタリー映画『夜明けの国』) |