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商品説明
慶応四年(一八六八)の夏、南部藩の秋田攻めを前に、統領から秋田マタギの元締との顔つなぎを命じられ、敵領に潜入した大蔵、与吉、多作の三人は、味方の降伏を知らずに敵兵を射ち殺してしまった…。第一回松本清張賞に輝く表題作ほか、東北を舞台に戊辰戦争に巻き込まれた名もなき男たちの悲哀を諧謔味あふれるタッチで描いた「戊辰牛方参陣記」(第三十七回地上文学賞)と「勝手方救援隊」の二篇を収録。
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