著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
「無縁者」の声を同じ視点から聞き取り、それを語り継ぐこと。時間の経過とともに、眩さばかりが強調されがちな歴史の中に埋もれ、次第にかき消されてしまう人々の見た光景にこそ、その時代の真実がある。大阪釜ヶ崎の三畳ドヤに三十年住みつづけ、昼は現場労働、夜中は史資料三昧、休みの日には調べ歩く。"この世"のしくみと"モノ"の世界を徹底的に明かした問題作。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 生い立ち有為転変 |
2 | 第2章 若い命のかぎり |
3 | 第3章 第一次釜ヶ崎暴動の渦中に飛び込む |
4 | 第4章 港湾労働の高波に揉まれつつ |
5 | 第5章 よう見てみィ、これが現場労働や! |
6 | 第6章 博覧会の輝く電光の影に |
7 | 第7章 震災が見せた神戸の素顔 |
8 | 第8章 APEC大阪開催が残した負の遺産 |
9 | 第9章 釜ヶ崎三百六十五日 |
10 | 終章 平井正治さんを囲んで |