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商品説明
水辺の遊びに、こんなにも心惹かれてしまうのは、これは絶対、アーサー・ランサムのせいだ-そう語り始められる本書は、カヤックで湖や川に漕ぎ出して感じた世界を、たゆたうように描いたエッセイ。土の匂いや風のそよぎ、虫たちの音。様々な生き物の気配が、発信され受信され、互いに影響しあって流れてゆく。その豊かで孤独な世界は、物語の根源を垣間見せる。
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収録内容
1 | 風の境界 |
2 | ウォーターランド-タフネスについて |
3 | 発信、受信。この薮を抜けて |
4 | 常若の国 |
5 | アザラシの娘 |
6 | 川の匂い森の音 |
7 | 水辺の境界線 |
8 | 海からやってくるもの |
9 | 「殺気」について |
10 | ゆっくりと〔ほか〕 |
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